散発的

 「わたし」は連綿と発揮されるというよりも、散発的に花火のように顔を覗かせる。関係性を発揮しないうちは「何か」であるようだ。海面に時折見られる渦のように、立ち現れては消えていく。事後的な存在の認識。
 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンがあっという間に本日最終日を迎えた。音の開花を見逃して惜しいことをした。