2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

おととい感じたあるクオリアについての記録

クラッチを切りエンジンだけを回転させ空ぶかしをするきらいがある私は、同じくクラッチを切ってエンジンブレーキを効かせず惰性で車を滑らせてみることにした。日常生活ではクラッチをつなぎ回転を均衡させている両者を、それぞれだけで回転させたらどうな…

いたちごっこ

ありのままに見るを求めることに囚われると、 ガチガチの今に固執してしまうような気がする。

川は別々の流れだが、やがて海へ出る。そこでひとつになって、雲にわかれる。 ちぎれ雲もいれば、入道雲もいる。適当なところで雨になって山なんかに注ぐ。 小さな小さな弱弱しい流れはやがてひとつの川になる。 人の人生も川のごとく。死という到着点、着地…

コントラスト

ありのままに見るには、むしろ思考に専心し精神的に引きこもり外部に背を向け、一度くらいは極度に自己循環する必要があるのかもしれない。考えに考え考え抜いてそれ以外なくなっていくような境地。何らかのきっかけでそこから脱出するときに、ありのままの…

生きた具体的な現実

私は意識の志向性に悩まされてきた。専門的な見識があるわけでもなく 適切な表現ではないかもしれないが、ここで志向性とはカメラのピントのような 意味合いだと理解している。 対象が目の前にあるか頭の中か或いは具体的か抽象的かを問わず、意識がそれに …

ありのまま

未だ道中であるが、ありのままについて。 先に述べたような志向性を踏まえると、ありのままを換言して 志向性を一切排した状態、或いは全方位に向けて志向性を 向ける状態と言えるかもしれない。 心を捕らえるような出来事や物事は日常大小さまざま起こる。 …

不思議

時の流れは不思議だ。 5分後であろうと50年後であろうと、 未来は茫洋たる予感の向こうにある。 しかし実際にその時が訪れると、 圧倒的に精緻で、生々しい現実が現れる。 そして今度は、未来を予感していた過去が 霧の彼方へと遠ざかってゆく。 花も不思議…

苦しむ人へ

今これを書いている私には、いつになるかどこのだれかも わからないが、もしこれを読んでいるあなたが 肉体的に又は精神的に追い詰められ 命の際にあるほど苦しみ、半ばそれを諦めかけているなら 拙いものだがこの文章を読んで、今は苦しいとしか思えないで…

いったん書いてはみたものの、どうしても納得がいかないため、 下記の文章は削除しておく。

あらゆるものが指し示す何か

星新一のようこそ地球さんを読んでいた時の事。 不意にぼんやりとカーンカーンと聞こえた。 聞きなれているはずのその音の重大な意味に なぜいままで気がつかなかったのだろう。 普段ならば遠くで踏切が鳴っているだけだと気にも留めないが、 何かに気がつい…