外側のさらにその向こう

けむりんblogで度々登場する外側を意識しろという言葉。これを宇宙に適用するとどう展開できるか。広大な宇宙に外側があるとすれば、その外側もさらなる外側に包まれているはずであり、無限の入れ子構造になってしまう。そこで、外側・内側という相寄り添う関係に縛られない「全体」という考え方をしてみる。全体は何かの外側でもなければ何かの内側でもない。内外の分別を超えたところにあるものが全体である。つまり宇宙とは全体であり、外側・内側という関係に依らないものである。