メッセージ

 時折、踏み込んで話をしてくれる人が好きだ。傷を負う危険を覚悟して懐に飛び込み、何かを伝えようとする。メッセージの内容にはもちろんのこと、その行為自体にかけがえのない温かさを感じる。
 有名で素晴らしいものもたくさんある。一方で流通に乗らず名前のない素晴らしいものもたくさんある。それらと邂逅するいまここに生き、死んでいけたらなと思う。