賭け

 昨夜は気持ちが落ち込んでいたためか、日記の更新が頭から飛んでいた。あまりネガティブな言葉を連ねたくないのだが、いかにそれを突破するかという観点からすれば、悩みを吐露することから始めてもいいかもしれない。
 標準から大きく外れた風貌は目立つのだろう。そこかしこで突き刺さる視線は慣れたといえ、わが身の疲労とマリアージュしてこたえるものがある。
 過酷な環境に晒された先人達はどうしたのか。知恵を絞って雨風に耐え、嵐が過ぎ去るのを待つ。あるいは住み慣れた地を捨て新天地を求め、未開の荒野を目指す。いずれにしても自らの生を賭して生を得てきたのだ。
 私はどんな生き方に札を張るか。