2008-08-04 avant et après たまにはあまり成績の芳しくなかったフランス語も使ってみる。 たしか小林秀雄の短編集で述べられていたように思うが かつてavantとaprèsは時間的に逆の使われ方をしていたそうである。 未来が前で、過去が後というふうに。 味わい深いエピソード。 見性ってなんぞやと関連して。 禅的な見性に触れ得たかどうか顕著に現れるのは、日常の行い。 前後で何ら行いに変わり映えが無ければ、私の単なる頭でっかちな理解だったのだろう。 さらなる視界の深化にもおそらく行いは肝心。 もっと密度を濃く、只今に向き合う。