操舵

 昨日のエントリーのように考えながらの執筆だとどうも明後日のほうに行ってしまう。私にとって思考はどうしても停止という性質を伴うから、考えれば考える程動的な現実と徐々にズレていく。波の上でバランスを保つサーファーのような、姿勢制御に気を配り宇宙空間を慣性で滑っていく宇宙船のような、運動的感覚が大事だ。推進力はどんな時でも不可避的に授けられている。