一時的

昨日は一時的にネット繋がらず、日記の更新ができなかった。ここのところ毎日欠かすことなく更新してきたが途切れてしまった。こういうときもあるかな。 日中はまとわりつくような暑さが次第に幅を利かせ始めた。

ハイウェイ

ちょっと無理目に仕事をして、今日はすこし疲労がでた。天気はまた暑さが戻ってきた。ハイウェイを飛ばす車のように、緊張感と爽快感を求めて疾走する。

包容力

ローカルがそのままグローバルであるこの世界に底の知れなさを感じる。我々は極めて限定的な事象しか把握できず、それすらバイアスのかかった覚束ない目で見ている。だが世界は淡々と全てを胸に抱いて運行させていく。中世ヨーロッパの宗教戦争もインドのス…

日曜

日差しが見えなくなって、しっとりとした天気になった。平日も休日も本来はシームレス。隷属する人の幻想なのだろう。日曜から週を始める知恵に感心する土曜の昼下がり。

大先輩

学生の頃は、齢八十を超えてなお現役の空手の大先輩に指導していただいた。自他に厳しく、背筋が気持ち良く伸びている方だった。そういった本物の人が語る言葉には、個別から普遍を予感させるような説得力があった。 翻って懐疑せず無知の自覚もなく己を律す…

序数性

風の強い日だった。木々は大きく揺れて賑やかな音を立てていた。今ここに序数性が適わないことを考える。捨てるべき今ここはない。今に生きる。

美しいもの

仕事上で会話をしている最中、不意に不二の感触に襲われる。会話が私を実感せしめているのか、私が会話を実感しているのか。どうも前者であるように感じられる。 そこからすると、人が美しいものを好む理由は自己愛なのかもしれない。人は美しいものに触れる…

知識欲

日も長くなってきた。自他の欲求や衝動を観察しながら考える。持続するという点で知識欲に勝る欲求は無いのかも知れない。睡眠欲性欲食欲といった欲求は一時的で、それはそれでよいのだが、やはり仮宿に過ぎない感じもする。 肉体運動と精神運動で生と向き合…

地下鉄

梅雨をスキップして夏に向かうかのような陽気だった。地下鉄の構内で季節を知らせるのは一瞥したところ人々の服装くらいだった。

グラウンド

検索してみたところ東京の気温は午前11時現在で28℃。道理で熱気を感じるわけである。サッカーの生中継では綺麗に整地された芝のグラウンドを選手たちが駆け回っている。やはり運動は良い。身体運動も精神運動も、コントローラブルな部分とその範疇を超えた部…

大鏡

駅やデパートに据え付けられた大鏡の前にひとり立つと、この人はどうやって生きそして死ぬのだろうと考える。洞察を重ねるにつれて、今ある自分の命に儚さや脆さが入り混じる。偶然と必然の海に漂う小船はいつ大波にさらわれるとも限らない。いつどうなろう…

土砂降り

朝方は雷雨だった。車で移動していたら、前が見えないほどの土砂降りだった。夕方にはほとんど降り止んで、ぽつぽつと思い出したように小雨が降る程度だった。梅雨を通り越して夏の嵐という趣きだった。

バランス

あたりまえのように今ここにある私の命は、おそらく奇跡的なバランスによって保たれている。その危うい均衡が崩れたとき、私の命は終わるのだろう。 花も虫も鳥も同じ。意識や認知の外側に果てなく広がる何かに支えられ、バランスされて存在している。存在は…

基本相互作用

食事を摂ると胃腸が活発に運動をしはじめる。意識したわけでもないのに、きちんと消化し吸収してくれる。ありがたいことである。巨視的な運動であれミクロな作用であれ、それを実現せしめているのは何なのだろう。wikipediaによれば基本相互作用はゲージ粒子…

散発的

「わたし」は連綿と発揮されるというよりも、散発的に花火のように顔を覗かせる。関係性を発揮しないうちは「何か」であるようだ。海面に時折見られる渦のように、立ち現れては消えていく。事後的な存在の認識。 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンがあっと…

蜃気楼

私たちは移り変わる。波打ち際に砂の庭園を築いても、時間とともに海に溶けていく。そんな移ろいがあって、そこに蜃気楼のように私を見出しているのかもしれない。

クーラー

夏が近づいている気配。梅雨はどうなるのだろうか。夏は年々室内と屋外の気温差が大きくなっている印象がある。気のせいかもしれない。

ゴールデンウィーク

今日は暑かった。ゴールデンウィークということで、心なしか街は普段よりも静けさを湛えている。

映画の日

映画の日ということで、映画「スラムドッグ・ミリオネア」を観る。エピソード記憶にまつわる淡い。私にできることは背筋を伸ばして歩くだけだ。

距離感

帰り道、猫を愛でる人がいた。猫はおとなしく、幸せそうだった。言葉で明示しないコミュニケーションについて思う。今日は距離感を考えない人がいて、ちょっと辟易だった。

歯科医院

窓からは西日が差している。梅雨が明ける頃には蒸し暑さを感じさせるのだろうけれど、いまはまだずいぶんと穏やかだ。散歩日和。隣の歯科医院の前では子犬が盛んに鳴いている。 そんな日常のワンシーンは、実際に触れている時にはこれ以上なくリアルに感ぜら…

浸透

今日もやや肌寒い日だった。淡い想いはいつのまにか、ジワジワと心に浸透している。それに頭まで浸かってはいけないと自戒する。

コントラスト

今日は風がひんやりとしていた。寒い日独特の、気のせいかもしれないが、くっきりとしたシャープな風景がひろがっていた。

即興的

即興的というかありあわせのものから何とかしていく知恵と逞しさ。与えられたものを勘案してダイナミックな状況にあわせてベストを見極めていく。誰しも”自分の”人生の達人になれるのかもしれない。

アジアチャンピオンズリーグ

雨の多い日だった。夕方から夜にかけての時間の流れが、体感として早い。午前三時半、テレビではアジアチャンピオンズリーグの試合を放送している。

六本木ヒルズ

予報では明日まとまった量の雨とのこと。前触れなのか、今日は冷たい風が吹きつけていた。雲は出ておらず、六本木ヒルズは霧の中に紛れてはいなかった。

ストイック

準備万端、体調万全でいつも臨めるのならそれがいい。動的な流れの中で、状況が悪いときでもストイックに何かを続けることができるか。ひとり歩く。

信頼

先ほどまで店頭に並んでいた杏仁豆腐や、昨日まで長崎にあったカステラを安心して食べられる。見ず知らずの他人を信頼しなければ、生活は成り立たない。 お昼に、長蛇の列ができているお弁当の売り子さんを見て、金銭以上の充実感を感じているのかなと想像す…

歯磨き

持ち運びようの歯ブラシを買って、お昼ご飯の後にゴシゴシとする。習慣になると、しないほうが落ち着かなくなる。

夜中

いまここに存在させられている私は、全世界の事象を前提として、そこにある。理不尽に襲い掛かる痛みについて、夜中に腹痛に襲われながら便器で、一即多を交えて考える。